2017.01.23 Monday

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    2016.03.29 Tuesday

    エピソード60/春休みに向けて

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      今日は俊之の家に皆が集まっている。

       

      俊之は今日、アルバイトが入っていたが、昼休みに電話をして休む事にした。

       

      そして淳も呼んで、皆で集まったのである。

       

      木綿子「ごめんね。急に」

       

      俊之「いいって」

       

      由佳「別に学校で話をしても良かったじゃん」

       

      俊之「そうだけどさ〜」

       

      木綿子「アルバイトを休む事にしたんでしょ!?」

       

      俊之「どうせ春休みになったら、バリバリ働かなきゃならないんだから、今日一日くらい休んだって、どうって事はねーの」

       

      由佳「本当はサボりたかったんじゃないの!?」

       

      俊之「バレたか」

       

      淳「バイトをサボる口実にしたのかよ」

       

      俊之「そそ」

       

      木綿子「大竹君もごめんね」

       

      淳「気にしないでいいよ。俺、一人がいなくなったからって、どーって事はねーし」

       

      絵美「何か予定があったの?」

       

      淳「木村達と遊ぶ予定だったんだけどね」

       

      俊之「今日は無理矢理に連れてきたんだ」

       

      淳「山ノ井がバイトをサボる為の口実に使われたんだよ」

       

      俊之「それを言うなって」

       

      淳「んで、今日は何か、あんの?」

       

      由佳「木綿子が親から皆にって、遊園地のチケットを貰ったんだって」

       

      俊之「それで、いつにしようかって話」

       

      淳「何だ、そんな事かよ。本当に学校で済ませられるじゃん」

       

      俊之「まあ、いいじゃないか。俺がバイトをサボれたんだから」

       

      淳「いいのは山ノ井だけじゃねーか」

       

      絵美「それで、いつにするの〜?」

       

      俊之「俺はいつでもいいよ。皆に合わせられるし」

       

      由佳「私もアルバイトは事前に言えば、いつでも休めるよ」

       

      木綿子「私も大丈夫かな」

       

      絵美「私も〜」

       

      俊之「大竹はどうよ?」

       

      淳「俺はちょっと、いつでもって訳にはいかないかな」

       

      俊之「じゃあ、大竹の休みに合わせるべ」

       

      絵美「大竹君は春休み、何のアルバイトをするの?」

       

      淳「俺は引越し屋をやるんだ」

       

      俊之「シーズンだもんな」

       

      由佳「大変そうだね。引越し屋って」

       

      淳「まあ、仕事なんて、どれも大変だろ」

       

      由佳「私はそんなに大変じゃないけどね」

       

      俊之「佐藤のバイト先は、そんなに客が来ないもんな」

       

      由佳「なんか、気に障る言い方だけど、その通りなのよね。だから、退屈を我慢するのが大変なくらい」

       

      俊之「贅沢を言ってら」

       

      由佳「あんた、一々、うるさいわね」

       

      木綿子「それで、大竹君はいつがいいの?」

       

      淳「俺は29日しか空いていないな」

       

      絵美「え!?休みが1日だけなの?」

       

      淳「そうなんだよ。シーズンなだけに忙しいみたいなんだ」

       

      俊之「それに春休みは短かいじゃん。俺だって多分、その日しか休めないよ」

       

      由佳「じゃあ、29日で決まり!?」

       

      俊之「OK」

       

      絵美「私は学校が始まる前日に、もう1日、休もうっと」

       

      由佳「私もそうしようかな」

       

      そして今日は勉強はせずに5人でくっちゃべっていた。

       

      先日、学年末テストを終えたばかりで、俊之以外の4人は勉強をする気なんて、サラサラなかったのである。

       

      しかし俊之だけは夜に勉強をするつもりでいた。

       

      だから、今は皆での、おしゃべりを楽しむ。

       

      そんな初春の夕方であった。